電気と磁気の違いとは…


なんだか似ているようで
違うものである電気磁気

違いをはっきりできるかと思い、
それぞれの特徴をまとめ
似ている点や違いについていくつか挙げてみました。

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磁気の特徴


・磁気とは、磁石の性質をもつものをいう

・N極とS極がある(2つに割っても砕いても2つの極をもつ)

・同じ極は反発しあい、反対の極は引き合う

・磁石の性質の存在は、
 “磁鉄鉱(じてっこう・磁性を持つ鉱物)が
  鉄を引き寄せる”として
 紀元前の古代ギリシアで、すでに認識されている。

・磁気を英語にするとmagnetismである。
 magnet(磁石)の語源は、
 磁鉄鉱の産地マグネシアであるという説がある

・磁性体(じせいたい・磁性を持てる物質、鉄など)を引きつけたりする

・地磁気(ちじき・地球による磁場)により
 方位磁石のN極は北をさす

電気の特徴

・電気の力によって、電化製品が稼働し
 ものを熱したり、明るくしたり動かしたりするが

 もともと電気とは、
 自由電子(原子を飛び出した電子)の移動による現象のことである

・紀元前の古代ギリシアで
 琥珀(こはく)を布でこすることによっておこる
 静電気の現象を発見している

・電気を英語にするとelectricityである。
 語源は琥珀のelektron(ギリシャ語)である

・二つの極性があり、(正と負、またはプラスマイナス)
 同じ極は反発しあい、違う極は引き合う

・静電気と動電気がある

電気と磁気の違い


電気は、自由電子の移動による現象ということで、磁気とは違いますが、

電気と磁気は、どちらも2つの極を持ち、
それぞれ同じ極は反発しあい、違う極は引きあうという点では
類似しています。

現象の発見が古代ギリシア、と古いのも似ていますね。

ただ、

電気は、+極と-極がそれぞれ単体で存在出来るのに対し、
磁気は、N極とS極を完全に分離させて存在させることが出来ない

と言う点でも違いがあります。

また、

銅は電気を通すが磁石にはつかないなど、
電気が通るものと磁石につくものは違います。

電気と磁気の関係


そもそもなぜ似ていると感じるのかというと、
電気と磁気は切り離せない関係があるからだと思います。

どういう関係かというと、

電線に電流が流れると、電線の周りには磁気が生まれ、(『電流の磁気作用』)

また、

コイル(電線を巻いたもの)のそばで
磁気の変化がある(磁石を動かす、コイルを動かすなど)と、
電気が発生するのです。(『電磁誘導』)

電気は磁気を生みだし、磁気も電気を生むので
何となく近いものと認識しているのかもしれません。

電場(電気の力が働く空間)と
磁場(磁気の力が働く空間)が影響し合ってできたエネルギーが

空間を波のように漂っている電磁波というのもあります。


他、

身近な例としては、磁気テープでしょうか。

キャッシュカードなどを
磁場の発生しているもの(テレビなど電流が流れている電化製品)
のそばにおくと、

キャッシュカードの磁気テープに影響をおよぼしてしまう
可能性もあります。

また、

方位磁針(コンパス)の原理である地磁気(地球の磁場)ですが、

地磁気そのものは、
電磁誘導によるものと考えられています。

地球の内部(外核)は、
鉄やニッケルなどが高温で液状化したものが
わっかに流動することで電気が発生し、
地球に地磁気という磁石の性質が生まれているのではないかということです。

このように、違いはあっても
電気と磁気には、緊密な関係がありました。

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