芋洗い状態の意味とは?イモは里芋のことでした


よく、夏のプールなどで
「芋洗い状態だった」と報告があったりしますが、

芋洗い状態(読み方:いもあらいじょうたい)とは、
どのような意味なのか、

また、
芋洗いの“芋”とは何の芋をさすのかについて調べました。

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芋洗い状態の意味


芋洗い状態とは、

とても混雑している」という意味です。

“洗い”という言葉が入っていますが、
混雑している場所は、とくに水を使う場所とは限りません。

人の多く集まるイベントの会場など
限られた狭い場所で、

すき間があまりなく、
移動も困難なほど人があふれた状態も、芋洗い状態と言います。

例文

・都心で人気のプールは毎年夏、芋洗い状態だ。
・ひとつひとつの展示をじっくり見てもらいたいという
 主催者の意に反して、イベント会場は芋洗い状態だった。


何となく、

芋を洗っている状態に似ていることが
芋洗い状態という言葉の意味の由来だろうということはわかると思いますが、

では、

もともと芋とは何の芋を指し、どのように洗っていたのでしょうか。

芋洗い状態の語源


芋洗い状態の語源を調べると、

芋洗い状態の芋とは、里芋(サトイモ)のことでした。

里芋は、

その泥を落とすときに

バケツや桶に水を入れた中に芋をたくさん入れて、

棒などを使ってかき混ぜ、
芋どうしをこするように洗うのが
昔ながらの方法だそうです。

なぜ、

手ではなく、棒を使うかというと、

手で洗おうとすると、
里芋のシュウ酸カルシウムのはたらきで、
手がかゆくなってしまうからです。

里芋を洗っている様子が
Youtubeにあったので、紹介させていただきます。(音が出ます)



この動画では板状のものを使っていますが、細長い棒を使う事も多かったようです。


芋洗い状態とは、“芋の子を洗うよう”と言ったりもします。

なぜ芋の「子」というかというと、

里芋は、土の中で育つ際、
親芋のまわりに「子芋」が増えて育つからです。

種では無く、種芋で増えていくのです。

(↓イメージ)
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その子芋のことを、芋の子とも言ったりするので、
「芋の子を洗うよう」と言う言葉も使われていました。

ちなみに、

かゆみの原因となる
里芋のシュウ酸カルシウムは、酸にとけます。


里芋を家で洗うときは、
シュウ酸カルシウムが、皮膚を刺激して
かゆみをひきおこさないように、

酢を混ぜた水(酢水)にあらかじめ里芋を入れ、
手も酢水に軽くつけて行うとよいでしょう。

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