甜麺醤(テンメンジャン)の使い方がわからず
何かの料理で1、2回使ったきり…
そんな人もまだまだ多いかもしれません。
今回は、甜麺醤(読み方:テンメンジャン)の使い道・使い方について
紹介します。
そもそも甜麺醤(テンメンジャン)とは
甜麺醤は、主に小麦粉・塩に麹を加えて発酵させた味噌です。
味については、
“中華甘味噌”と表現されることも多く、
濃い甘さと旨味が特徴です。
甜麺醤という文字の
甜(てん)は、中国語で「甘味」の意味で、
麺(めん)は、「粉、小麦粉」、
醤(じゃん)は、「たれ(ペースト状)、味噌」
という意味だということを頭に入れておけば、
原料と味はイメージしやすいのではないでしょうか。
使われ方としては、
北京ダックのつけだれとしても使われるように、
加熱せずとも、生でそのまま食べることができます。
料理では、坦々麺、回鍋肉(ホイコーロウ)、
麻婆豆腐(マーボドーフ)を作る過程でも使われることが多いです。
では、甜麺醤の使い方・使い道について3つ紹介致します。
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使い方その1…生で
先ほども紹介しましたが、甜麺醤は、
北京ダックにつけるように
生の状態で、つけだれとして使うことができます。
蒸した鶏肉や、厚揚げなど、多少味が淡泊なものにつけて
甜麺醤の甘味とコクを楽しみましょう。
トーストに塗るのがおいしいという方もいますし、
チーズなど、塩気のあるものにつけると、
お互いの味がひきたっておいしいという方もいます。
また、にんにくなどをまぜて、オリジナルソースを楽しむ方も
↓
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使い方その2…四川料理で使う
甜麺醤を使った定番料理といえば、
四川(しせん)料理です。
四川料理である
回鍋肉(ホイコーロウ)や麻婆豆腐(マーボドーフ)、
坦々麺、青椒肉絲(チンジャオロース)などに使われます。
甜麺醤は、料理に使うと、目立った味はしないかもしれませんが、
発酵調味料であるという独特のコクと甘味が
料理の味を調えるので、
いれるといれないではやはり違ってきます。
ここでは、回鍋肉(ホイコーロウ)と麻婆豆腐(マーボドーフ)の
レシピを紹介致します。
使い方その3…既製品にプラスする
本格的な料理を毎回作るのは大変だという方もいるでしょう。
先ほど紹介した回鍋肉や麻婆豆腐は、
レトルト品などのインスタント品がありますが、
食べる直前に、甜麺醤をほんの少しだけ混ぜる、という食べ方もあります。
そんな適当な(簡単な)感じで良いの?と感じるかもしれませんが、
甜麺醤混ぜる前と混ぜたあとの味を
ぜひ比べてみて下さい。
混ぜた後は、より本格中華料理の味に近づいていると思います。
おわりに
味の好き嫌いはあるかもしれませんが、
加熱しなくても良いという点で、使いやすい調味料ではないでしょうか。
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