パスタの麺の形は、いろいろなものがあります。
細麺、太麺、平麺などの太さの違いはもちろん
マカロニやペンネなどの短いものでも
ひねってあったり、中が空洞になっていたり、縦線が入っていたりと
色々なかたちがあります。
そして、それぞれのパスタの形には、
相性の良いソースというものがあります。
今回は、パスタの形の特徴と、
それと相性の良いソースについて紹介いたします。
パスタの形は、大きくわけると、ロングパスタとショートパスタに
わけることができます。
その名のとおり、麺状・棒状に長いものがロングパスタで、
短いものがショートパスタです。
ロングパスタの形とソースの相性
ロングパスタのうち、
細めのものは、粘度の低いあっさりしたソース、
太めのものには、粘度の高いクリーム系や煮込み系などの
濃厚な味のソースとの相性が良いと言われています。
細いパスタは、ソースが絡みすぎると
しつこくてくどい味になりやすいからです。
種類別に見てみましょう。
スパゲッティ
断面は丸く1.9mm前後の太さのものをいいます。
ミートソース、クリームソース、
オイルベースのソース、フレッシュソース…
と、この形は、わりとどんなソースにも合います。
タリアテット、フェットチーネ
平麺タイプで、
幅は5mmから10mm程です。
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クリームソースとの相性がとてもよく、
肉・野菜入りの煮込みソースなど
しっかりとした味付けのソースも合います。
リングイネ
断面が楕円形のパスタです。
ジェノベーゼのような、
バジルペーストを使ったパスタによく使われます。
オイルベースのソース、フィッシュソースとも
相性が良いです。
ヴェルミチェッリ(バーミセリ)
1.2mm程度の細いパスタです。
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ソースとからめるというよりは、
あたたかいとのびやすいので、冷たいサラダの具としての他、
汁気の多いソースや
あっさりしたスープの浮き身に合っています。
ショートパスタの形とソースの相性
ショートパスタは、
短いのでソースにからみやすく、食べやすいのが特徴です。
形が凝っているものもあり、スープやサラダに適しています。
マカロニ
日本でもおなじみの円筒状のパスタです。
オイルベースのソースや、クリームソース、トマトソース‥と、
相性が良いソースは多く、
サラダ、グラタンにも使われます。
ペンネ
円筒状ですが、両端の切り口が斜めになっているものです。
ペンネ・アラビアータなど、
辛いソースや、
生のトマトと野菜を使ったソースとの相性が良いです。
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すじが入ったペンネ(リガーテ)と、つるつるのペンネがありますが、
すじが入ったペンネの方が、ソースはからみやすいです。
フジッリ
らせん状に巻いたパスタです。
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ソースや細かい具がからみやすいのが特徴で、
オイル系や、クリームソース、
肉や魚介のソースなどに、広く使われます。
サラダの具としても使われます。
ロテッレ(ルオーテ)
車輪の形をしています。
トマトやほうれん草を練り込んだ、色どりのあるものもよくあります。
これは、トマトソースやクリ―ムソースと
相性がよく、サラダやスープにも使われます。
ファルファッレ
蝶の形をしたものです。
中心と端では、厚みが違うので、
ゆで時間、戻し時間には若干気を配る必要がありますが、
独特な食感が楽しめます。
クリーム系、トマトソース系、オイル系など、
様々なソースと相性が良いです。
スムール(クスクス)
粒状になっています。
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サラダやカレーに適しています。
おわりに
食べたことのない形のパスタを見かけたら、ぜひ試してみて下さい。
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