福岡へカップルで2泊3日の旅行をするなら、こういうルートもおすすめ!というモデルコースを紹介します。(2日目に、船に乗った移動があるので車なしで)
福岡への初めての観光旅行なら、名物・名所を集めたできるだけ定番のスポットが良いですよね。カップルや夫婦など、2人で行くなら、写真映えのするところや夜景のきれいなところも狙いたいです。
私が福岡に初めて遊びに行った時は、行きたい所がありすぎて色々迷いました。特に福岡市は海に面しているので景観・夜景が抜群に良い所が多いし、都会なのでショッピング施設も充実しています。
初日は、福岡の博多駅(福岡空港から地下鉄で2駅)に昼すぎに着いたという想定で、バス1本で行けるあの福岡の観光大定番「太宰府天満宮」方面へ向かいます。
《1日目》外せない観光地「太宰府」、夜は中州屋台
博多駅から宝満宮竈門神社への移動
1)太宰府ライナーバス「旅人」(西鉄バス)に乗る
・所要時間:約40分
・停留所:「博多バスターミナル」(博多駅隣接)から
「太宰府」(駅前)へ
2)そのあと、コミュニティバス「まほろば号」(太宰府市・西鉄バス)に乗る
・所要時間:約10分
・停留所:「太宰府駅前」から「内山」へ
【宝満宮竈門神社】神前結婚式も行われる神聖な神社へ
まずは、太宰府駅(西鉄)からバスで約10分ほどでいける
宝満宮竈門神社(ほうまんぐうかまどじんじゃ)に向かうのがおすすめです。
ここは「縁結び・方除け・厄除けの神様」の神社なんですが、少し山の上にあるので、景色がとても良いのです。
境内の、お守り授与所の裏に展望舞台があり、太宰府のまちが一望できるので、記念撮影にもぴったり!
竈門(かまど)という神社の名前が、漫画「鬼滅の刃」の主人公兄妹と同じなので、
ファンからは聖地のひとつとしても愛されています。(かざってある絵馬には、参拝者による主人公のファンアートも多いです)
また、ここは、神前結婚式もできるところです。タイミングがあえば、神前結婚式の幸せで神聖な場面に出会えることもあるかもしれません。
宝満宮竈門神社から太宰府天満宮への移動
1)コミュニティバス「まほろば号」(太宰府市・西鉄バス)に乗る
・所要時間:約10分
・停留所:「内山」から「太宰府駅前」へ
【太宰府天満宮】福岡の観光地と言えばココ
太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)は、初めての福岡なら、まずはここ!という定番観光地です。
学問の神様として菅原道真(すがわらのみちざね)公を祀っています。楼門の造りや、周りの木々など境内のいたるところでその歴史の長さを感じることができるでしょう。
そして、楽しいのは太宰府の参道です。
かわいいキャラクターグッズのお店や、いつもと違うたたずまいのスタバなどなど約90軒の入りやすいお店が並んでいるので、ここでゆっくり休憩しても良いですね。
太宰府名物「梅が枝餅」(うめがえもち)は、どのお店もだいたい1個から売ってくれるのでぜひ食べてみて下さい。
太宰府天満宮から天神への移動
1)西鉄太宰府線に乗り、二日市駅で西鉄天神大牟田線に乗り換える
・所要時間:約40分
・駅 :「太宰府駅」から「二日市駅」へ(乗り換え)
「二日市駅」から「西鉄福岡(天神)」へ
【天神&中洲屋台】福岡市一の繁華街!
西鉄天神大牟田線の西鉄福岡(天神)駅周辺は、福岡一(いち)の繁華街です。ショッピングビルや飲食店がたくさんありますが、
おすすめは天神地下街です。19世紀のヨーロッパの街並みがイメージされた内装になっていて雰囲気がとても良く、トレンドのお店も並んでいて歩くだけでも楽しめます。
夜ごはんは、歩いてすぐの福岡名物「屋台」に訪れてみてはどうでしょうか。福岡市により、ルールの遵守や衛生面への配慮なされ、愛される屋台へと成長しています。100軒近くからきっと気になる屋台が見つかるはず。
宿泊は、天神(西鉄福岡)周辺で
1日目に荷物を預けるなら、1度目は太宰府駅周辺のロッカー、2度目は宿泊先のホテルへすると良いかと思います。
または、どこへ行くにもアクセスが良い博多駅周辺に2泊し、そのホテルに荷物を預けてから出かけてもも良いかもしれません。
《2日目》 カップルに人気のデートスポットめぐり
天神からマリンワールドへの移動
1)西鉄バスに乗る
・所要時間:約60分(土日祝は都市高速経由で30分のも)
・停留所:「天神中央郵便局前」から「マリンワールド」へ
【マリンワールド海の中道】デートにおすすめの水族館
「マリンワールド海の中道」は九州屈指の水族館です。
『水の中に潜む、もうひとつの九州を見に行こう。』というキャッチコピーのもと、九州の様々な海洋生物を観察できるデートスポットです。
水族館周辺エリアも楽しめる場所がいっぱいで、例えばセグウェイに乗って海の中道海浜公園(国営)を回れる「海の中道セグウェイツアー」や志賀島まで行くこともできるレンタサイクルもあります。
昼ごはんは、「ザ・ルイガンズ」ホテル内の「ザ・ラウンジ オン ザ ウォーター」の評判が良いです。
マリンワールドから福岡タワーへの移動
1)博多湾内航路(うみなかライン、安田産業汽船株式会社)の船に乗る
・所要時間:約20分
・船着場:海の中道(マリンワールド)から
「ももち(マリゾン、徒歩5分で福岡タワー)」へ
【福岡タワー】夜景100選のひとつ
福岡のランドマーク・福岡タワーは、全長が234mあります。
最上階の展望室からは、夜景100選にも選ばれた博多湾・福岡の街並みが一望でき、カップルや観光客に人気のスポットです。
ディナーは、福岡タワー周辺か、ちょっと歩いてPayPayドーム周辺の商業施設「MARK IS(マークイズ)」や「BOSS E・ZO FUKUOKA(ボス イーゾ フクオカ)」にも入りやすいレストランがあるのでおすすめです。
宿泊は、PayPayドーム周辺へ
2日目の宿泊ホテルは、PayPayドーム周辺か、博多駅周辺が良いと思います。
《3日目》 話題の新施設へ
PayPayドーム周辺からららぽーと福岡への移動
1)西鉄バスに乗る
・所要時間:約30~40分
・停留所:「PayPayドーム」から「博多駅(周辺)」へ
2)その後、JR(鹿児島本線)に乗る
・所要時間:約3分
・駅:「JR博多駅」から「JR竹下駅(ららぽーとまで徒歩9分)」へ
【ららぽーと福岡】等身大ν(ニュー)ガンダムを見に行く
ここの目玉は、等身大ν(ニュー)ガンダムです。1時間ごとに音楽とともに少し動く演出もあるので、ぜひ観てみてください。
ららぽーと福岡内には、宇宙に浮かぶスペースコロニーをイメージした「GUNDAM SIDE-F」というガンダムの情報やグッズを取り扱うショップがあります。ガンダムを知らなくても、幅約10m×高さ約6m の巨大モニター映像は迫力があるのでおすすめです。
ららぽーと福岡から博多駅への移動
1)JR(鹿児島本線)に乗る
・所要時間:約3分
・駅:「JR竹下駅」から「JR博多駅」へ
【博多駅】お土産屋の買い忘れはここでもOK
最後のスポットは博多駅です。博多駅は、福岡の陸の玄関口という役割だけでなく、お土産物屋や、雑貨、グルメが集結しています。屋上庭園(JR博多シティ)で休憩もできますよ。
帰りの新幹線や飛行機までのつなぎとしてだけはもったいないくらいです。最後まで楽しんで下さいね。
福岡市周辺の移動手段はバス&私鉄&JR&船&地下鉄
福岡市内、太宰府市の移動は、
・西鉄バス、コミュニティバス、昭和バスなど
・西鉄(私鉄)
・JR
・福岡市地下鉄(空港線、箱崎線、七隈線)
・船
などがあります。特に、鉄道の駅は、西鉄とJRがあるので、気を付けて下さい。
西鉄バスの運行時間や、停留所や発着時間については、西鉄グループのホームページ上での検索がとても便利です。
福岡の冬はどんな感じ?
九州にある福岡は、暖かそうなイメージがあるかもしれませんが、
たまに(月1くらい)雪が降る時もあります(積もることは少ない)し、東京並みに寒くて風が冷たいときも多いです。
2月後半になれば、暖かい日も増えますが、12月~2月までは平均気温は10℃以下、朝晩は特に寒いことも多いです。日中でも外にいたら「はやく建物内に入りたい‥」というくらい寒い時もあります。
なので、冬はコートなど、外を歩くための防寒対策はしっかりした方がよいでしょう。
冬は、博多駅をはじめ、各地でイルミネーションが輝くので、とてもきれいです。
おわりに
カップルにおすすめのスポットは、福岡にまだまだあります。
例えば、ウェストコーストライナー(昭和バス)や、レンタカーなどでフォトスポットの多い糸島方面へ行くのも良いですし、舞鶴公園や大濠公園でのんびり散歩しても良いかもしれません。2泊3日なら
思い切って川下り(急流ではない)のある柳川市(福岡県の南)長崎・大分・佐賀・熊本まで足をのばすというコースもあります。天気や季節とも相談して最適のコースを作ってみてください。
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