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ローリングストックの収納(食品)はどこに?どうやって?

災害時の在宅避難(自宅で安全が確保できる場合自宅で過ごす)
という場合に備えて、1週間分ほどの食料品を備蓄しておくことが大切です。

その食料品の備蓄の方法として、有効なのが、
ローリングストックですが、
 

ローリングストック:備蓄品を日常的に使いながらも
  常に一定量以上の多めの在庫を持っておくこと。
  「古いのから使って」「使った分買い足す」を繰り返して、
  賞味期限切れを防ぎます。

ローリングストックするその食品は、どこに、
どのように収納すれば、管理しやすいでしょうか?

・賞味期限管理ができなくて挫折
・リストを作って管理したりできない

という人も多いと思います。

今回は、いくつか、実例を交えて、
ローリングストックの収納方法を紹介いたします。

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その他防災グッズの収納場所について

ローリングストックしやすい食品

まず、ローリングストックすると良い食品というのは、

・賞味期限が比較的長い(3か月~1年以上)
・常温で保管できる
・電気やガスが止まっても食べられるもの
 (↑もしカセットコンロを持っていれば、大丈夫です)

を満たした食品です。

具体的に言うと、

・野菜ジュースなどのパックジュース
・缶詰(魚、パン、お菓子)
・魚肉ソーセージ
・レトルト食品(加熱が必須ではないもの)
・シリアルバー(ソイジョイや、カロリーメイトなど)
・菓子

などが一般的です。
家庭でたまに消費しながらストックするので、
日常的に使えるものをストックするのがポイントです。

カセットコンロがあるなら、パスタも賞味期限が長くて良いですよね。

被災1~2日目は、冷蔵庫にある食品を優先的に消費し
(電気が止まっていて、冷蔵庫の冷気が保てない可能性があるので)
被災3日から7日目(目安)までの約5日分を、
ローリングストックの食品でまかなう想定になります。

ローリングストックの収納実例

では、いくつか例を紹介いたします。

収納実例1:食品の種類ごと

ローリングストック 収納
(カロリーメイト)

写真のように、ストックする食品の種類を決め、
食品ごとにくぎって収納する方法です。

写真は、カロリーメイトの箱ですが、
別の箱には、缶詰だけ、レトルト品だけを入れて置いたりします。
1種類につき、ひとつの箱にします。

手前に賞味期限の古いもの、
奥に行くにしたがって、新しく買い足したものをいれるので、
使う時は、常に手前からになります。
このとき、商品名や、賞味期限が見やすいと良いでしょう。

この実例のメリットとしては、
常にボックスが満タンに近くなるようにする、と決めればよいので
在庫が目で見てわかりやすいことです。

デメリットとしては、
同じ食品が並ぶので、食べていて飽きる可能性があることでしょうか。
ローリングストック品全体で、ちゃんと5日分あるかは、
最初に保管量を決めるときに、把握しておく必要はあります。

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実例2 カテゴリーごと

主食用、副菜用、デザート用と、
ざっくりわけて、保管しておく方法です。


(副菜の箱イメージ:食事1回分またはジャンルごとに、ある程度まとめておくと使いやすい)

主食用の箱には、水でもどせるごはんや、缶詰のパン
副菜用の箱には、水でもどせる乾物や、さば缶
デザート用の箱には、桃缶やお菓子

などが入ります。
乾物が足りなくなったら、この箱からとって、
また買い足しておくイメージです。

この収納方法のメリットとしては、
分け方がざっくりなので、ひとつのダンボール、BOXに
いろんな種類の食材をしまっておくことができることです。

デメリットは、
人によっては、何をストックしたか把握しずらくなることが
あることだと思います。
中身の見えるジップロックに入れておくとわかりやすいかもしれません。
また、賞味期限が近づいているものは、
箱の中で袋をわけておいても良いでしょう。

実例3 日数(約5日分)ごと

食材関係なく、1日分ごとに
食材を分けておく方法です。

例としては、以下の食品を全部(家族の人数分)1日目の箱にいれておきます。

1日目(朝食)カロリーメイト、粉末スープ
  (昼食)レトルトの親子丼、パックごはん、パック青汁
  (夕食)レトルトのおかゆ さば缶 野菜のふりかけ、ソーセージ
  (軽食)チョコレート 

2日目に食べる予定のものは、2日目の箱にまとめて入れるのです。

メリットとしては、
被災したときに、今ある食品を確認して、
5日分に分ける手間が無くなることです。
5日分は家族が十分に食べられる食糧が確保されている
ことが、目で見てわかるだけでも安心できるでしょう。

デメリットとしては、
一番短い賞味期限に合わせて消費していく必要があることでしょうか。
定期的に、備蓄消化デーを作れば、簡単に解消されると思います。

しまう場所は

では、これらローリングストックの食材は、
どこにしまうのが良いのでしょうか。

一番おすすめなのは、キッチンの近くです。
普段の調理時に目につきやすく、
しまって忘れる、ということがないからです。

・パントリー
・キッチンの引き出し(BOXなどで仕切って管理)
・キッチンの近くに食材棚を作る
・キッチンカウンターの下

あとは、しまっていることを忘れなければ、

・押し入れ
・階段下などの収納スペース
・床下

など、空いているところでも可能です。

ただ、ある程度日常的に使わないと
ローリングストックにはならないので、
キッチンから離れたところに収納するときは、
取り出しやすいところ、忘れないところにしまうようにしましょう。

まとめ

災害時、家族が1週間分しっかり3食食べられるように用意すると、
その量は意外と多くなります。

収納スペースをしっかり確保することが大切です。
5日分が大変なら、まずは3日分くらいから始めてみるのがおすすめです。

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