ある雑誌のミニマリスト特集で
「長い傘はいらないから捨てた」
とのコメントが載っていました。
なるべく不要なものを捨てて
スッキリした生活がおくりたいと考えている私でも、
長傘を捨ててしまったら、 さすがに不便だろう と思いました。
それでも
‘’実際に長傘無しで生活している人がいるんだ…‘’
と思い直し、 長傘無しの暮らし を
真剣に考えてみることに。
結果、長い傘は捨てました。
今のところ折りたたみ傘2本で特にストレスはありません。
(最終的には1本にしたい…)
捨てて良かったと思っています。
そこで、今回は、長傘を捨てるまで
どんなことを考えたか、簡単に書いてみようと思います。
長傘のメリット
長い傘が捨てられないと思う理由は
人それぞれだと思いますが、
私にとっての長傘最大のメリットは
何といっても
パッとさせてパッとしまえる ことです。
折りたたみ傘はそれが面倒くさい。
今は、ポキポキ折ってたたむタイプではなく、
最後の布をクルッとまとめるボタンの手前まで
1~2回の手順で畳める折り畳み傘も多いです。
でも長い傘はパッと1アクションで閉じることができて
多少布部分が広がっててもそのまま持ち歩けるのに、
折りたたみ傘は、ワンタッチで布部分を閉じられたとしても
ぶわっ…と
布の部分が へんに広がったまま持つ 事になるので、いちいちボタンを留めなければいけません。
なんというか、ちょっと閉じたいときに、いちいちボタンを留めるまで畳むのが
長い傘に比べて面倒くさく感じてしまうのです。
今思えばボタンひとつ留めるだけのことだったんですが
折りたたみ傘でパッとさせてパッとしまえるということが
できないと、長い傘は捨てられないと思いました。
折り畳み傘をパッと開いてぱっととじるには・・
長い傘とお別れして、折りたたみ傘だけで生活するには、
まず、折りたたみ傘にワンタッチで開けられるボタンが必須だと思いました。
それと、閉じるのに、ポキポキ1本1本自分で折るのではなく
布部分は一気に閉じられるものである必要もあります。
それに加えて、
とにかく、ちょっと閉じるときに、
布をまとめるボタンを留めなくても
持ち歩ける方法を考えました。
そして何とかでてきた答えは
折り畳み傘を簡単にポンと入れられる
傘袋を用意することです。
しかもボタンをとめないまま
ポンと収納できるような今の傘に合う
普通の傘袋より間口が少し広いやつです。
1.5リットルのペットボトルを持ち運べる袋(たしかキャンドゥ)です。
(↑折りたたみ傘を入れた状態)
↓ふだんは使いませんが、上部は巾着状になっています。

多少の水滴は染み出してきませんが、防水ではなく、
裏地は吸水タイプでもないのが傘袋としては惜しいです。
しかし、これが私にとっては大当たりだったのです。
降っていたら傘袋から取り出して
ワンタッチボタンでパッとさせるし
ちょっと軒に入るのに、たたもうと思ったら
多少布がしわくちゃな状態でも
間口広めの傘袋なら
閉じたあと、ボタンで留めなくても、ポンと袋に入れるだけです。
持ち運ぶ手間は長い傘と全くかわりません。
ちょっとしたミニサブバッグのように、だいたい手で持っています。
むしろ柄の長さが短い分、
持ち歩くとき 周囲 に気をつける心配があまりなくなって
かなり快適でした。
・自動開閉(開くのみでも可)ができるワンタッチボタンが付いていること
・間口広めの傘袋を用意すること
・ポキポキ折ってしまう必要がなく、
1~2回の手順で布をまとめる手前まで動くもの
この条件を満たす折り畳み傘があれば
長傘はいらないと思います。
傘袋&折りたたみ傘ペアのデメリット
長い傘は、処分して良かったと思っています。
ただ、ひとつ難点なのが
ワンタッチボタンの折り畳み傘は
耐久性はそれなりにあるものの、まだまだ 重量があって重い 事です。
雨が降るかどうかわからないときに
かばんに忍ばせておくには重いのです。
結局、ワンタッチで開く重めの傘とは別の
100g前後の最軽量タイプの折りたたみ傘は
まだ手放せていません。
いずれもう少し軽いタイプの
ワンタッチ折りたたみ傘が見つかれば
1本にまとめようとは思っています。
長いままでも短くしても使える傘が売っているので、
それも注目しています。
家では、傘に加えて、傘袋も広げて
乾かさないといけないので、それが億劫な人もいるかもしれませんね。
今は、“傘のボタンを留めること”と
“ボタンを留めずに傘袋に入れること”を同じ手間だと考えれば
傘袋もいらないような気もしています。
おわりに
傘袋には、ペットボトルを入れる袋だけではなく、
手提げタイプの靴袋も良いと思います。
色々試してみようと思います。
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