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丸ぼうろ(佐賀ぼうろなど)の有名店や特徴について

佐賀県の名菓のひとつに「佐賀ぼうろ(丸ぼうろ)」があります。

丸くて平べったくて香ばしいカステラのような味の佐賀の丸ぼうろは、
佐賀周辺の九州のスーパーでも売っていたりして、贈答品としても
普段からも親しまれているお菓子です。

佐賀ぼうろ
↑本村製菓の佐賀ぼうろ(商品名)
丸ぼうろ
↑大坪製菓の丸ぼうろ

今回は、佐賀の丸ぼうろについて、
その特徴や有名店などについて紹介していきます。

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佐賀の丸ぼうろとは

丸ぼうろは、小麦粉、卵、砂糖、はちみつなどを使った生地を焼き上げてできるお菓子です。
見た目もシンプルな甘い焼き菓子で、
食べた感想としては、さっくりやわらかな感じの食感がとても良いなと感じました。

佐賀ぼうろ 土産
佐賀ぼうろ 感想
丸ぼうろ 特徴
丸ぼうろ 感想

サイズは大きいですが、ボールペンよりも小さい感じです。

丸ぼうろ サイズ

たまごボーロだともっと小さくて固めのカリっとした歯ごたえもありますが
それとは、味も食感も全然違うものでした。
丸ぼうろの優しい甘さは、コーヒーや紅茶にも合いそうです。

焼き菓子なので、基本は日持ちし、手土産にしても喜ばれます。

丸ぼうろを売っている有名店としては

北島 ←佐賀駅店あり
鶴屋 ←佐賀駅店あり
村岡屋←佐賀駅店あり
本村製菓 
大坪製菓

などがあり、

特に、北島と鶴屋は、両方とも、丸ぼうろの発祥店であるとの言い伝えがあるので
一度は寄って食べてみたいところです。

値段は、店や商品のタイプによって違いますが、
一番オーソドックスなタイプだと
だいたい1枚あたり100円以下くらいの値段で買えます。

イチゴ味や黒砂糖味、中にあんを挟んだりと、
店によって味にバリエーションがあるので、おもしろいです。

丸ぼうろ 他の味
↑森永ミルクキャラメルとコラボしているものもあります。

丸ぼうろの起源

佐賀の丸ぼうろの名前の起源は、
ポルトガル語の「ボーロ(bolo)」(ケーキ、焼菓子)から
という説が一番有力でした。(マルコ・ポーロからとったという説もあります)

↓画像だとちょっと見ずらいですが、佐賀ぼうろにも由来が記載されています
丸ぼうろ 起源

丸ぼうろの起源となったお店としては、

・鶴屋(丸房露)
・北島(丸芳露)

の2店が伝えられています。

寛永16年(1639年、徳川家光の時代)に創業の鶴屋では
二代目太兵衛氏が出島でオランダ人から南蛮菓子の製法を学んだことが
丸ぼうろ(丸房露)のはじまりでした。
今のように柔らかい丸ぼうろは、
元治2年(1865)から明治19年(1886)あたり※と言われています。
  ※当時の備忘録『諸願書御菓子日記帳』の
  『丸房る』の材料に玉子の文字が見えることから

北島の丸ぼうろは、
北島の香月八郎氏と息子の安次郎氏が
佐賀藩の御用菓子司・横尾家(寛文年間に長崎で南蛮菓子の製法を学ぶ)に
ぼうろ(乾菓子)の製法を習い、改良を重ねてきていたと伝えられています。
明治19年※には鶏卵を加えた今のような柔らかい丸ぼうろが出来上がっていたそうです。
  ※当時の文書『菓子製造法帳』の『丸房露』の材料に鶏卵の記載があることから

『諸願書御菓子日記帳』も『菓子製造法帳』も
丸ぼうろの起源をたどるための重要な古文書として保管されています。

丸ぼうろが生まれた背景に長崎街道あり

佐賀では、丸ぼうろのほかに、
小城羊羹(おぎようかん)や逸口香(いっこうこう)などのお菓子も有名です。

佐賀で、丸ぼうろ、小城羊羹、逸口香のような
“江戸から明治に生まれたとされる砂糖を使ったお菓子”
“外国の製法を取り入れたお菓子”が見られる理由としては、
佐賀に長崎街道(小倉から長崎まで江戸時代に整備された街道)が
通っていたことが大きいです。

江戸時代の約200年間、鎖国政策ゆえに、唯一外国との貿易の窓口だったのは長崎の出島でした。

それまで日本に少量しか出回っていなかった砂糖は、
江戸時代あたりから大量に輸入されるようになったそうです。
長崎では、オランダ人や中国人との交流もあり、砂糖や西洋・中国の菓子の技術が浸透していました。

少し離れた佐賀藩、福岡藩でも、長崎警備の任務があったことから
砂糖を、御用(公の用事)の名目で直接輸入することができた上に、
長崎街道を使って長崎に出向き、南蛮菓子や中華菓子作りを学んで菓子商人になった人も多くいます。

そして、長崎街道が貫く九州の北部に
砂糖文化、南蛮菓子・中国菓子文化が広がっていったとのこと。

長崎街道はその広がりに大きな役割を果たしているので、現在はシュガーロードと呼ばれています。

参考:長崎街道シュガーロード

丸ぼうろ アレンジレシピ

佐賀の丸ぼうろはシンプルな焼き菓子なので、
色んなアレンジができます。

↓佐賀ぼうろのパッケージ横

丸ぼうろ アレンジレシピ

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佐賀ぼうろのパッケージで紹介されているように、
オーブンで温めた後、バターを塗ったり
サンドイッチのように野菜やハムをはさんだり
アイスをのせてもおいしいです。

丸ぼうろが素朴な味だから、何にでも合うんですよね。

他、プリンやチーズ、生クリームとも相性がよく、
電子レンジ(5秒ほど)で温めてふわふわほかほかを食べてもおいしいそうです。

佐賀丸ぼうろはお取り寄せもできる

丸ぼうろは、楽天市場などでもお取り寄せできます。

ふるさと納税では、食べ比べセットもありました。

そのほか、各メーカーの公式オンラインショップでもお取り寄せすることができます。

おわりに

佐賀ぼうろを始めとした佐賀県の伝統菓子『丸ぼうろ』。
佐賀県に遊びに来たらぜひ、探してみてください。

 
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