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思い出の品を捨てるときに後悔しないようにするコツとは

思い出の品捨てる後悔

家の片付け、整理整頓を進めていく上で、
必ずと言っていいほど、直面するものが、
思い出の品をどうするかです。

普段は使わないけど、ふとしたときに
色々思いださせてくれるものは、時に勇気や励ましをくれます。

そんな思い出の品を捨てるのは後悔しないのかというと、
することがあると思います。
だから私も最初はひとつも捨てられませんでした。

でも、収納できる場所には、限界があるのも事実。

今では、色んな本を読んで、思い出の品でも、自分なりに
納得できる量に減らすことができました。

「思い出の品も、なんとか、処分・整理整頓したいんだけど…」
と思っているなら、いくつか捨てるコツがあったので
今回は、それを紹介しようと思います。

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思い出の品とは

思い出の品とは、例えば、以下ののようなものです。
捨てて後悔したものランキングの上位に
いくつかは、必ずランクインします。

卒業アルバム

学生時代の友人の顔写真や寄せ書き、校舎や教室の様子、
当時自分が考えていたことなど、
ときどき見返すと、1冊でかなり楽しめます。

形見

故人が近しい人だったなら、1つ2つはあるかもしれません。
もう会うことはないのだと思うと
大切にしたい気持ちはわかります。

子供の写真

子供の成長記録にもなります。
子供が大きくなったときに、
見せてあげたい気持ちもあるでしょう。

思い出の写真

若いころの写真や、旅先での写真、
親族が集まった時の写真など、
何回見ても飽きないものです。
私が記憶喪失になったらこれを見せてみて!という写真もあります。

記念写真

額にいれてかざるような、記念日の写真です。
貸衣装や、写真の専門家に撮ってもらっていたりします。

旅行のおみやげ

旅先で買ったもの、買ってもらったものは、
日常ではない旅行の楽しさを思い出します。

手紙

手書きで書いてあると特に
当時のことを思い出します。
こんなことがあったね、と備忘録にもなっています。

去年までの手帳

何気なく書き留めた、忘れられない文章や映画のセリフ、
いつどんな予定や出来事があったかが書いてあります。

去年までの日記

自分の気持ちや、考え、
意外と忘れている感情がつまっています。
今の気持ちと見比べて成長を確かめることになるかも。

携帯電話

今使っている携帯電話の、前に使っていた機種のものです。
もらってうれしかったメールや、
機種の都合上、移せないデータ(写真)などがあります。

年賀状

何気ない一言を書いていてくれたり、
相手の家族の写真が載っているものもあります。

友人からもらったもの

「誕生日プレゼントに」など、どんなものでも
友人の気持ちを考えるとありがたいものです。

捨てられない理由、原因

思い出の品は2度と買い戻すことはできないから

思い出の品が捨てられない原因は、
一度捨ててしまうと、だいたい2度と手に入れることができないからです。

写真だったら、一緒に写っている
知人なら、もしかしたら持っているかもしれませんが、
持っていないかもしれません。

旅行のおみやげなら、もしかしたら同じものが
買えるのかもしれませんが、
あの時、迷って迷って買った、など
その時に選んだものの思い出は、単に新しいものでは補えないかもしれません。

だからこそ、
思い出の品を捨てる時は、後悔のないように、
慎重に考える必要があります。

捨てたくない、と思ったものは、収納スペースがあって
きちんと整理されていれば、無理に捨てる必要はないと思います。

あのとき捨てなければ良かった…という苦い経験があるから

もしかしたら、こういう経験があるのではないでしょうか。

「もう、いらないか」と思って、一度処分したものの、
後になって、
「どうして、捨ててしまったんだろう、捨てなければ良かった」
と、後悔することです。

それが、買いなおすことができるものなら、
「痛い出費だった…」
で、済ませることができますが、
記念写真や、大切な手紙なら、そうはいきません。

…でも、ひとつだけ、考えておいてください。

自分が大事にとっておいたものは、
自分が捨てなくても、
『ごくまれに、突然、奪われることがある』ということをです。

書くのもちょっと怖いですが、
それは天災などが一例です。

収納があまりない部屋への引越しで、
急遽ものを減らすこともあるかもしれません。

全ての思い出を形に残すことはできないですし、
全てのものをしょって生きていけるわけではありません。

整理したいけど、捨てられない、と思っているのなら、
そういう、急な出来事があったら、自分はどうするだろうか
考えてみても良いと思います。

急かされて、捨てるはめになるよりは、
もう一度じっくり懐かしんで、
自分のペースで心の整理をする時間が取れた方が、後悔はないと思います。

後悔しないための片付けのステップとコツ

私も、だいぶ持っていた思い出の品を処分しました。
その中で、役に立った手順です。
段階を踏んで、紹介いたします。

STEP1 先入観を持たない

まずは、心の問題です。

先入観は、どんな先入観かというと、
「○○は、必ず持っておくものだ、捨てるものではない
という先入観です。

○○は、卒業アルバムだったり、形見だったり、記念写真だったりします。

もちろん、
「捨てるものではない」という考えも、全く間違いではありません。

それと同時に、
「いらない」「重要事項(連絡先など)だけ控えておけば充分」
という人だっているのです。

“これを捨てる人なんていない“ “非常識”
という考えがあるなら、
そうでない価値観もある、ということを頭に入れておいてください。

実際にそれを捨てるのか、捨てないか決めるのは、また別の問題。

まずは、そういう、絶対に捨ててはいけない、とっておくもの、という先入観があるなら、
その考えをとっぱらっておきましょう。

自分の生活のためにものを処分する必要があるなら、「悪いこと」でもありません。

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STEP2 思い出の品を、とりあえず1か所に集める

「思い出の品を整理整頓をしたい」
と決めたなら、
家中の、思い出の品を、どこか1か所に集めましょう。

こっちの部屋に少し、
こっちの部屋の押し入れにもまた少し、と散らばっていませんか?

もしかしたら、同じ出来事の、同じような思い出の品をかぶって所持しているかもしれません。

類似している写真や、同じ旅行の思い出などが複数あるのなら、
ひとつに絞るという選択を選ぶことができれば、
比較的処分しやすいものです。

それらを把握するために、1か所にあつめてみましょう。

久しぶりに、思い出の箱を開けるなどしてみて、
もしあきらかに、いらないもの(破れたつつみがみ、ごみなど)が混ざっていれば
もちろん処分しておきます。

STEP3 「思い出の品はこの箱」という枠をきめる

「思い出の品は、このに入るだけにする」
「思い出の品は、このダンボールに収まるだけにする」
などなど、
家のスペースなどを考えながら、
思い出の品を所持するにあたっての、限界をきめましょう。

まずは、だいたいで良いと思います。

増えたらまた整理できるように、
少し、容量に余裕を持たせておくのが良いと思います。

家族がいるなら、1人1箱と、分けてもやりやすいです。

収納スペースがいっぱいあって、
思い出の品は捨てたくないのなら、
無理に捨てることもありません。箱を大きくして、とっておきましょう。

STEP4 後回しにして、ゆっくり処分を検討する

ここからは、どれを捨てるか、どれを残すか
ひとつひとつ吟味していくことになりますが、
可能なら、処分するかどうかの検討には、充分時間なをとりましょう。

キッチンや、玄関なども同時に整理整頓を始めているなら、
思い出の品を吟味する順番は後回しにして、じっくり後悔のないように
時間をとることをおすすめします。

思い出の品は、開いてしまうと、ついつい時間を忘れて
読みふけってしまうものです。

でもその思い出の品をみるのは、もしかしたら
このタイミングが、人生で最後になるかもしれません。

だから、家族に相談しながら、思い出話を共有しながら
手帳や、手紙を懐かしんで、ゆっくり読みながら
じっくりと、本当に手放すのかどうか考えてください。
1か月、半年、など、時間がかかるならかけた方が、後悔はないように思います。

STEP5 積極的にデジタル化する

思い出の品を手放すコツ・少なくするコツで、一番はかどるのは、
形のままではなく、デジタル化できないか考えることです。

どういうことかというと、
デジカメ、携帯電話などで、写真を撮って残すことを考えるのです。

例えば、なかなか捨てられない
「友達からもらったキーホルダー」や「形見の古時計」など、
その物自体を残すのなら、かさばりますが、
写真に撮って、その写真をパソコンでみるなら、
小さいSDカードに何千枚も保存はできますし
その写真を現像したとしても、紙1枚の厚さまでになるのです。

ときどき現物を触って、感触を確かめることが、
大事だと思うこともあるでしょう。

そう思うなら、無理にデジタル化しなくても良いと思いますが、
試しに、撮ってみてください。重さもだいぶ軽くなります。

また、アルバムに写真がいっぱいあって、
デジタル化するのに時間もかかるし、
きれいに撮れそうに(データ化できそうに)ない、というなら
カメラのキタムラなどにいけば、
“紙や写真をスキャンして、データCDに移してくれる”という有料サービスもあります。

STEP6 捨てるのではなく、選ぶ

他にも、思い出の品を整理するコツはいくつかあります。

存在自体を忘れていたものがあるなら、
 たぶん、これからも手元になくて、もう大丈夫なものです。

 最後にもう一度懐かしんだら、お別れできると思います。

・友人からのもらいものは、手放すときに、
 友人に対して心の中で「ありがとう」とつぶやくようにします。
 
 友人の好意があなたに伝わった時点で、
 ものの役目はきっと半分以上果たされています。

・思い出の品は、捨てなきゃ…と考えるのではなく、
 自分が所持すべきものを自分で選ぶのだ、と考えるようにします。
 人によるかもしれませんが、
 “思い出の品を捨てる” よりは“思い出の品を選ぶ”の方がポジティブな気がします。

・1ページだけ必要なものは、全体をとっておく必要はありません。
 写真でそのページを残したり、転記することでも、カサは減ります。

などです。

あと、注意事項としては
たとえ家族であっても、人のものは絶対、勝手に処分してはいけません。
何を大事に思うかは、人それぞれだからです。

STEP7 一定期間とっておいて再度考える

一度「処分する」と決めた思い出の品も、
できるのならば、すぐに処分しないでください。

ダンボールに入れて『処分』と張り紙をするなどして
一定期間(半年から1年くらい)捨てずにとっておくのです。

一定期間を過ぎても、処分しようと思えてから、処分するのです。

「やっぱり捨てなければ良かった」を
ここで、だいぶ回避できます。

あとは、処分しようと思うもので、高く売れるものもあります。
オークションサイトや、リサイクルショップのサイトなどで、
同じようなものがいくらで売れているのか覗いてみると良いでしょう。

どうせ処分するなら売ればよかった!と後悔しないためです。

おわりに

「そんなに、ぽんぽん思い出の品を捨てて、人生一体何が残るのか…」
と、思われることもあるかもしれませんが、
捨てて、整理することで、
すっきり整った『昔ではない今の暮らし』が手に入ります。

思い出を大切にする気持ちは大事ですが、
今、どういう生活がしたいのか、という
今の暮らしに心を向けてみましょう。

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